Winter

1

雪がちらつき始めると
あの頃を思いださない?
公園で話しをしていたでしょ?

何の話しか忘れたけれど
将来のこととか
いつも不思議だった
何故君は雪のちらつく時期の
公園にしか居ないのかと

他の季節には居ないのに
私が悩みを持った冬にだけ
居るのは何故と。

今年はとにかく出てきて
今までのお礼をしたいから
今年はとにかく出てきてよ
このマフラーは君にあげるから

またそこで
いろんな女の子の相談に乗ってあげてね



「宝石」
寒くて、凍えそうなのに
何故だか温かいのは、
貴方が側に居るからかしら?
雪が降ってなくても
遠くまで空気が澄むそんな夜
私に見せるんだって、
そう言って飛ばした車。
山のうねりを昇り、
見えてきた満点のネオン星
よく言う「宝石箱」なんかじゃ言い尽くせない
今、一緒に見ていることが
温かいんだね。

あの星の一個になるのって、楽しくなぁい?
私と、貴方と。


「O.K」
吐く息が白く
ぱりぱりと音を立てて割れる
学校へ行く道は
遠く寒いけど
今日は特別だよね

どきどきしている胸
震えているのは、寒い所為?
貴方が近付く音がして
勇気が鐘をついた

貴方に伝えたかったの
大好きだって
いつも喧嘩ばかりしているけれど
貴方が好きだって
伝えたかったの

そしてもし良かったら、
いつものように
私の頭を二度叩いてね
O.Kの合図として



 「手」

 
 聞こえてこないかい?
 クリスマス・ソングが
 どこからか聞こえてくる
 幸せを奏でているよ
 ほら耳を澄ましてごらん。
 僕の手の中だ。
 ほら、君に上げようと思って、
 買ってきたんだ。
 小さな、小さな贈り物だよ
 メリークリスマス
 愛しい君へ
 メリークリスマス
 君が望んだものだよ
 メリークリスマス



「ちらちら」


温かい暖炉の火
雪がちらちら
鈴が鳴っている
星が瞬き
空気がちらちら
鈴が鳴る

庭に駆け出てみれば
サンタのそりの後が空に続き
笑顔がちらちら笑っている


「プレゼント」


目を覚ましたら
特別な日が始まるよ
素敵な贈り物を
順番に開けていく
気付けばそこは宝箱の中
有名な海賊でさえ
手に触れられない僕たちだけの
秘密の部屋に変わっていくよ
メリークリスマス
祝う声が交わり出すよ
メリークリスマス
さぁプレゼントを開けよう

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