SUMMER
1
夏の思い出
向日葵が
大きく太陽に向かって咲いている
確かあの頃もこんな感じだった

照りつく太陽の光を背に受けて
暗くなるまで遊んでた
貴方は覚えているかしら?

田んぼのあぜ道
雨上がりのぬかるみ
取れなくなった片方の靴

今はもう無くなってしまった
全てが変わり果てても覚えているわ
私の胸には
あのときと同じ風が吹いているから


CYCLING
真夏の太陽の下
出掛けよう! 自転車で

タンクトップの上の
半袖のパーカーと半ズボン
おろしたての白いスニーカーと
野球帽
揃った格好は男の子
それでも女の子

坂を下りる風の勢いと
鼻に残る潮風

夕日さえも演出するから
出掛けよう! 自転車でさっ

遠出をしても
何も言われない年頃だから
大好きな恋愛をしても
許される年頃だから
少年になりたかった頃に戻って
自転車で行こう!

誰も知らないcycling

波の音が耳に残る
風が髪を撫でる
泳ぐには早くても
貴方と来たなら
真夏の太陽の連れてきたみたい


幾回もの浜辺にうち寄せる白い波
私たちの足をかすかに触り
私たちの砂山を壊して
引き寄せる白い波

この波の回数分の時間しか
一緒に居られない私たち
今度は波になろうね

雲の流れを見ていると
眠くなった
真っ青な空を見ていると
夏なんだなぁって思った

あおいそらのした
あなたはなにをしていますか?
わたしはあなたをおもっています

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